病気について人にあれこれ言われたくない-インターネット・プライバシー編

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病気になって苦痛なのは、症状だけでなく周囲の反応

いざ自分が病気にかかってみると、治療中辛いのは病気の症状や治療内容からくる苦痛だけではないな…。と思い知らされます。何が辛いって、

自分の病気について人からとやかく言われることがツラい!それを跳ね返すのにエネルギーを使ってストレスが溜まる…。

お医者さん、看護師、家族、友人、知人、職場の人等、好意的な意見から悪意のある噂、上から目線のお説教?まで。病人というのは何かと周りからの意見・反応に晒されます。

  • xxの病気には、xxの治療が絶対効くわよ!
  • xx病院のxx医師は絶対受診すべき!
  • xxという薬は危険だから絶対ダメ!xxという健康食品やxx体操の方が自然な治療で効果的だからおすすめ!

上記のような助言?は一応体を思いやって心配してくれての言葉なんでしょうが、一方で患者当事者でもないのにお節介が過ぎて干渉しすぎ。少々迷惑な感じもしますね(^^;)こういうありがた迷惑な事を言われるのが嫌で、家族や親しい知人にも病気である事を知らせない人も多いです。

  • xxという病気は、患者の自己責任だ。
  • xxの病気にかかる人って、だらしない。
  • xx病が治らないのは、本人の意志が弱いからだ。

残念ながらこういう病気に対する偏見で悪意のある噂を立てる人も多いですね。実際には病気について大して詳しくなかったり、まして患者本人の状態について知るよしもないのに勝手なイメージで無責任に悪口や中傷を拡げる人も多い。そういった病気に対する反応や評判を恐れて特に職場では自分の病気を明かさず不安とストレスを溜め込む患者さんが沢山います。

病気について口出ししてくるのは実は「人」だけじゃない!?

さて、自分の病気に関して人間関係がツラい方は、

インターネットの中であれば、自分の病気についてうるさく言われる心配はないだろう

という事で、病気について調べ物をしたりサービスを受ける際、できるものはネットを使おう、というケースが増えています。

インターネット上であれば、現実の病院で医師や看護師から傷つく言葉を受ける事も、クリニックから不要な治療を押し売りされる事も、家族・友人・職場の反応を気にする事もないので確かに治療中の無駄なストレスを軽減するのには向いています。

但し、インターネットで病気、治療、健康について調べたりサービスを受けたりする際は注意も必要です。

インターネット上には、あなたの病気を含めた個人情報を収集してお金に変えるビジネスがあります

一見便利だけど、その内容を知った上で利用しないと危険なサービスの代表が、「ググる」でおなじみの検索エンジン「グーグル」です。皆さんのほとんどがネット検索といえばグーグルを使っているかと思われます(ちなみにヤフーも検索についてはグーグルのシステムを採用していますので中身はグーグルです)。

グーグルは、あなたがこれまでにどういう検索をしてきたか(検索履歴)というプライベートな情報をどんどん収集し、それに合わせて検索結果に広告を出してきます。病気や健康についても、もちろん広告が出てきます。相手が機械なので見逃しがちですが、別にこちらが見たくもない広告や商品・サービスの情報をジャンジャンと見せられるというのは、現実の押し売りと大差ありません。広告内容は審査されているとはいえ、やはり商売。あおり文句や過剰な誘導表現も多く、病気治療中の身にとっては「うるさく」ストレスです。

また、広告だけではありません。検索結果として表示される内容、順番も、グーグルがあなたを監視した結果として「あなたにはこの内容が絶対合ってるよ!」という「勝手な診断・提案」結果を返してきます。この「自分の過去の検索履歴の影響に延々と悩まされる」状態は「フィルターバブル」として有名です。もちろん、米国の一民間企業の考えた一システムの提案する内容ですので、めちゃくちゃ偏っています。必ずしも正しい内容でもありません。検索している人の詳細な状況も変化も知らずに口を出してきます。また、近年ではグーグルの検閲的/権威主義的(まさに上から目線)な性格も強くなっていて、検索結果に自由さがなく、ネットやコンピューター、ITに詳しい人ほどグーグルを使うのをやめる、あるいはプライベートで大事な検索にはグーグルは使わないという傾向にあります。

インターネットも、「検索結果」と「広告」を通じてあなたの病気に勝手な意見をして干渉してきます。それを、商売に利用しています。インターネット=自由な空間の平和な時代は終わりました。

インターネットとはいえ、それぞれのシステムやサービスを担っている先には「人間」が存在します。インターネットの場合、自分を監視している人の存在に気付きにくいのが余計厄介です。機械が相手だけに油断してしまいますが、実際には無駄な商品やサービスの押し売り、特に聞いていないのにお節介な意見、偏った立場からの上から目線の押し付けが存在します。

プライバシーを大事にする、個人の自由を尊重するネットサービスを選ぼう

ではこのインターネット上でも自分の病気についてあれこれ言われないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?

完全な方法はありませんが、

個人情報収集&過干渉タイプのサービスではなくプライバシーを大切にするサービスを意識的に探して選ぶ事がまずは第一歩です。

ネット検索でいえば、

DuckDuckGo(ダック・ダック・ゴー)

は個人情報の収集や検索結果の一方的な調整を行わず、プライバシーやユーザーの自由を大切にする検索エンジンサービスですので、体や病気、健康など重要な個人情報を含む検索をする時には人気があります。日本語にも対応しています。「グーグル(とヤフー)以外にも検索ってできるの?」という方も多いですが、実はITに詳しい人には既に定番の検索方法となっています。用途によって検索エンジンを使い分ける、比較してみるのも良いかと思います。

またネットショップとしては販促のメールマガジンやサイト内の不必要な広告・商品のオススメが多い所は、あなたの注文履歴・利用履歴を元に押し売り・干渉をするリスクが高いので注意が必要です。場合によりクレジットカードの利用も、購入履歴を元にカード会社などから保険や関連商品購入の勧誘メールがジャンジャン来るようになって注意が必要です。


いかがでしたでしょうか?

病気治療中はただでさえ弱っていて、普段は強気な方でも判断が鈍る事もあります。可能な限り周囲から余計なストレスや影響を受けず、自由に、自分の意思にそって治療を進めたいものです。

最後までお読み頂きありがとうございました。