地震・災害時に備え持病薬処方薬の備蓄・ストックを

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元々、当店がお薬の個人輸入を通じて皆様にご提供できれば、と考えているのが

日々の病院通い、お薬の購入に関する様々な負担を軽減し、少しでも快適な生活を過ごして頂く事

があります。そしてもう一つ、力及ばずながら呼びかけを続けさせて頂いているのが、

災害時の医薬品不足による被害を少しでも小さくする為、特に持病のある方は日頃からお使いのお薬の備蓄・ストックをしましょう!

という災害時への備えです。

参考:防災グッズの常備薬・持病薬を点検しよう!

昨日(2018年6月18日)大阪北部で大きな地震もありましたので、改めて医薬品の備蓄について取り上げさせて頂きます。なお、以降は持病のない方等、特に当てはまらない方もいらっしゃる事をここに強調しておきます。災害発生時・緊急時は無用なものでも不安を煽って高価な値段で売りつける悪徳商法も増えますので、ご自身に必要な物・情報を冷静に判断してご検討くださいませ。

防災グッズの中に「いつも使っているお薬」を追加しましょう!

大きな災害が発生した際は特に、他の地域にお住いの方も含めてご自身の防災グッズ、防災準備の見直し・点検をされる方が増えると思われます。非常食、水、懐中電灯、ラジオ、携帯トイレ、着替え等、行政やNPOが作成したマニュアルもたくさんありますので、一般的な防災グッズについては準備万端の方も多いのですが、忘れがちなのが

いつも持病治療に使っているお薬。特に処方薬。

です。忘れがちというよりも、用意しておきたくても用意できない、という方が正確かもしれません。災害への備えとして持病のお薬を準備しておく場合、理想としては

  1. 外出時に携帯するお薬:外出先で被災し、交通機関の機能麻痺など、長時間に渡って帰宅できない場合にも十分な量のお薬。数日から一週間分は持っておきたい。
  2. 家屋の倒壊や火事の危険性などで緊急に家を離れなければならなくなった際に家から持ち出すお薬:避難所生活になり家に当面戻れなくなった場合でも十分な量のお薬。防災袋に入れておくと良し。一ヶ月分は持っておきたい。
  3. 交通機関のストップなどによる外出困難、または医療機関や医薬品の物流ルートが機能不全になった場合:インフラ復旧までに十分な量のお薬。一ヶ月分は持っておきたい。

この三種類分くらいは普段から備蓄しておきたいものです。しかしながら、

持病のお薬を備蓄するのが大切なのは分かってるんだけど、お医者さんに沢山出してください!って頼めないし無理。

という方がほとんどかと思われます。あるいはこんな方も。

私の持病はいつも調子が悪い訳ではなく、ストレスの溜まった時、特定の季節など不定期にしか発症しない。だから症状が出てからでないとお薬を貰えない。

病気の程度や治療内容、処方されているお薬の量によって多めに出してもらえる場合、次回受診時までにきっちり使いきれる分しか処方してもらえない場合、様々かと思いますが、日本の病院・薬局のルールでは「備蓄したいので」という理由であっても融通がきかない事が多いようです(悪用する人もいるので、致し方ない所もあるのですが…)。

そういう時は、当店のような海外からの個人輸入サービスを利用して、お薬をネット通販で購入するという事も一つの選択肢になるかと思います。医薬品は比較的保存がきくものが多いですので、便利に使って頂ける方もいらっしゃるかと思います。

持病のある人は、災害時に何が困るか?をシミュレーションしよう

あまり何もない内から不安を煽るのは本望ではないのですが…、持病のある方にはむしろ心に余裕のある平常時にこそ「災害時、自分は何がどういう風に困るだろうか?」と具体的にシミュレーションしておいて下さい。一般的な災害マニュアルに載っているのは、あくまで平均的に考えられるトラブルやそれに対する対処法です。あなたの個別の病状(どんな時に症状が出やすいのか)やお住いの地域の条件、医療環境を考慮したものではありませんので、あなた自身で考え、備えておく必要があるのです。

以降は実際の阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本大地震などで被災された方に起こったお薬関して困ったケースです。シミュレーションのご参考までにご覧ください。

  • いつも服薬しているお薬の製造工場(日本国内)が被災し、長期営業停止。お薬の供給量が不足した為、重症患者に優先的に処方され、一部処方されない患者さんはお薬のない状態の不安も重なり、症状を悪化させるケースが続出。
  • 出勤中被災し、帰宅難民に。毎日定時に飲んでいるお薬を十分量持ち歩いておらず、服薬が何度か飛んでしまった。その後、症状が悪化。
  • 通院先の病院・薬局・医療関係者が被災し、お薬を貰えない状況が続いた。
  • 通院先までの交通機関が麻痺し、病院・薬局に行けない状態が続いた。
  • 被災し、避難所での生活を送ったが、医師・薬剤師・保健師・医薬品が不足し、十分な治療ができず症状が悪化した。
  • 平常時は大きな症状は出ないが、災害発生によるストレス、避難所という環境の変化、これからの生活への不安が重なり、持病が再発したり、発作が出たりして症状が悪化した。

他にも色々あるかもしれませんのでぜひこの機会に想像してみて下さい。

と、このように書くと日本の医療体制が十分でないように思われるかもしれませんが、常より海外の医療事情を見ている者からしますと、世界の他の国に比べても健康保険制度を含めて、日本の医療体制は非常に充実している方だと思います。それでも、災害など緊急事態には全ての医療にサポートの手が回らないのが現実であり、災害の恐ろしさでもあります。

また、一人一人ができる範囲でお薬を用意しておく事で、本人ばかりか、災害時に緊急で医療・お薬を必要とする他の人の分に少し余裕ができ、被害拡大・パニックの予防に貢献できるかと思います。

人間、誰しも忘れやすいので、平常時に災害シミュレーションをするのは本当に難しいです。自戒を込めて、本日の投稿の結びとさせて頂きます。

最後までお読み頂きありがとうございました。