お薬の個人輸入と偽物問題について

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ネット上に溢れる「偽物薬」問題

医薬品を海外から個人輸入する、という事についてインターネットで検索してみると、必ずと言っていいほど目に付くキーワードが

偽物

匿名の個人サイトや掲示板、SNSへの投稿、個人輸入業者の口コミなどに寄せられる個人的な意見や体験談から、医療機関・公的機関による「偽物に注意しましょう」という呼びかけまで。「個人輸入と偽物」に関する話題は沢山出てきますが(わざわざグーグルの検索候補にまで出てくるほどです…)、真偽の程(ちゃんとした根拠があるのかないのか)や、誰が何の目的で話題にしているのかによって内容はバラバラです。

とはいえ、これからお薬を個人輸入してみようかとお考えの方にはこれだけ「個人輸入と偽物」というキーワードが飛び交っていると、何を信じて良いのやら不安になるし、気になるかと思われます。

ここからは12年間個人輸入を通して経験している立場から、この「お薬の個人輸入と偽物」問題についての一見解を述べてみたいと思います。

そもそも、本当にお薬の個人輸入には偽物が多いのか?

これまでの日本の公的な発表や報告(官公庁や医療機関)から判断すると、

お薬の個人輸入に偽物が含まれている事があったのは事実

だと思われます。但し事例を冷静に見てみると、

偽物が出やすい薬のジャンルはほぼ限られている

と思われます。また、「お薬」とひとくくりにされてしまっていますが、実際には

サプリメント、健康補助食品、漢方薬のようなもの、代替医療や民間療法等西洋医学とは異なる分野で使用されるお薬

といった、通常想定される「医薬品(病院や薬局で処方されるお薬)」とは異なるものも「お薬偽物問題」としてごちゃまぜの扱いを受けている事がわかります。これは人によってお薬を含めた「医療」の捉え方が異なる事と、医薬品とサプリメントなど他の分野の健康関連商品を両方取り扱う個人輸入業者がある事が原因と思われます。

これらより、

お薬の個人輸入には他の商品の通販やサービスと同じく「偽物問題」が存在する。但し、ほぼ一部に限られた問題なので、自分の利用内容や目的を冷静に整理した上で検討するとうまく利用できる可能性もある。

と思われます。

個人輸入や通販で偽物が多いジャンル

ED治療薬・勃起不全改善薬

これまで偽物が報告されている事例の中でも、圧倒的に多いのがED治療薬です。またED治療薬と同様ナイトライフグッズ/ラブグッズ、性病検査キットなどセックスにまつわる医薬品、サプリメント、グッズについては注意が必要です。なぜこれらのジャンルに偽物が多くなってしまうのでしょうか?

  1. 人に言うのが恥ずかしい/通院するのが恥ずかしい
  2. いわゆるコンプレックス商品である
  3. 効果があったかどうかの判断が使用者本人に委ねられる(はっきりとした判断基準がない)
  4. こっそりインターネットで買いたいという需要が高い

ダイエット・美容関連のお薬、サプリメント

ダイエットや美容に関しては個人輸入に限った事ではありませんが、やはり注意が必要です。個人輸入については、医薬品ではなくサプリメントや健康食品、美容器具といったものが問題になる事が多いようです。これらのジャンルで偽物や問題を含む商品が出やすい理由は先ほどのED治療薬とほぼ同じです。

難病治療薬・高額治療薬

日本の病院では保険が効かないお薬、難病治療の新薬などで非常に高額なお薬、ニュースなどで取り上げられて大きな話題(人気)になったお薬なども、偽物に注意が必要です。これらは

  1. 処方してもらいにくい(手に入りにくい)
  2. お薬の値段が非常に高い

事から、なんとか安く簡単に手に入れたい!という気持ちになりますが、そういった種類のお薬は偽物の対象になりやすいためどうぞご注意下さい。

偽物を買って失敗しないために

個人輸入に限らず、偽物を買って失敗しないためには、

逆の立場に立ってもし自分が偽物を売るとしたら、どんな商品をどんな売り文句や方法で売ろうとするだろうか?と想像してみる

のも良いかと思います。さすがに手っ取り早くボロ儲けできないようなジャンルや商品にわざわざ偽物を用意するのは悪徳業者にとっても無駄ですから(とはいえ、最近では本物と偽物を混ぜたり、商品ラインナップとして両方揃えてカムフラージュしている巧妙なパターンもあるようです)。

消費者、買い物をする側も勉強、勉強ですね。

ちなみに当店では

安全な薬個人輸入の為に取扱わない商品を決めています

でも書きましたが、お客様にできる限り安心して長く利用して頂けるよう、上記のような偽物混入リスクの高い商品はできる限り取り扱わないよう心がけております。そもそも当店はお客様の毎日の治療、通院など医療環境から来る負担を軽減するサポートをしたい、という事で運営しておりますので、偽物業界とは目的も方向性も全く違うんです(個人輸入というジャンルで何でも悪いイメージにまとめられてしまう事が多いのですが…)。まああまり書くと余計に怪しくなる気がしますのでこの辺りに留めておきましょう(^^;)

インターネット上の情報に限らず口コミや広告、報道、発表など、偏った内容が誇張された内容が少なくありません。ぜひみなさんご自身で、一度立ち止まって情報の内容を精査してみて下さい。