そもそもインターネット通販の何が良かったのか?-荒れたネット通販を反省する

年を経て、なんだかスレてしまったインターネット

Windows95が登場して一般家庭にパソコンが広がり始めて20年ちょっと。iPhoneが登場してスマホが普及し、いつでもどこでもネットで繋がるライフスタイルが普及し始めて約10年。そしてスマホと共に爆発的に広まったSNSの歴史もおおよそ10年。年月を経て、インターネット(IT)の変遷を知る中高年が往時のインターネットについて語る『インターネット老人会』まで登場しました。

そう言ったインターネット老人(?スタッフもですが)から漏れて来る声が

最近、インターネットひどくなったな…

という苦言。もちろん昔を懐かしんで「新しいものなんて!若いもんなんて大したことない!」と強がる気持ちも多少あるでしょうが、それだけでもないようです。

  1. ネットを使う人が爆発的に増えた。当然、人が多い所にはお金も集まるのでビジネスチャンスを求めて人が押し寄せた。→インターネット=ただのお金儲けになってしまった。
  2. 激しいネット競争の中、お金儲けの為なら手段を選ばないサイトや企業が増えた。→インターネットコンテンツの質が劇的に下がった。
  3. 競争の結果、多くの場合お金儲け主義のモラルのないサイトや企業が勝ち残った。良心的なサイトやサービス、中小や個人で運営されているユニークなサイトは資金面でもモラル面でも荒っぽい金儲け競争に対抗できず衰退した→インターネットコンテンツの個性・多様性がなくなった。一度競争に勝敗がつくと大手の独占状態・寡占状態となった。
インターネットも年を取って随分性格がスレてしまったな。これまでよき友人で楽しかったんだが、最近はできればあまり付き合いたくないな…。

という感じでしょうか。

ネット通販ショップも、長くやっているとやはり同じ傾向を感じます。そこで今回は今一度原点に立ち戻って、どういうネット通販ショップが望ましいかな〜という事を、当店のポリシーも含めて考えてみたいと思います。

そもそもインターネット通販の何が良かったのか?

自分の好きな時に自分のペースで買い物できる。じっくり購入を検討できる。

実店舗だと営業時間帯やその日のお天気、お店に行くまでにかかる時間や交通費を気にしながらのお買い物。ネット通販だと忙しい時でも好きな時に好きな場所でお買い物ができます。また買い物検討中何度も来店して店員さんに顔を覚えられて恥ずかしいとか、値札や商品の内容を時間をかけてチェックして、本当に必要かどうかじっくり考えたいんだけど、商品について質問しちゃうともう買わなきゃいけないモードになって断れない…とかいう余計なストレスもありません。

が、現在のネット通販ショップでは「とにかくバンバン売るぜ!」という傾向が強く、

  • 期間限定、タイムセール開催中!や今ならポイントxx倍でとにかく購入を急がせる。
  • xx時間以内に同じ商品を買ったお客様がxx名います、在庫残りわずかです、と表示して焦せらせる。
  • 何も聞いていないのに、商品についてご質問はありますか?と店員へのチャット相談をすすめて来る表示をしつこく出す。

というように、お客さんのお買い物のペースを乱すような販売方法がかなり多く見られます。確かに押されると買ってしまう、断れない方も多く、このような方法の方が売れるのだと思います。が、当店ではお買い物に際してお客様に無用なプレッシャーをかけたくないと考えていますので、「購入を急かす」事やそういったサイト作りは極力避けています。

お客様が購入を検討する時間、購入を決めるタイミング、質問をするタイミングを邪魔しないネットショップ

これが望ましいと思います。

店員さんとほとんどコミュニケーションを取らなくていい

実店舗が苦手な人に多いのが、店員さん・お店とのコミュニケーションが鬱陶しいという人。落ち着いて買い物をしたいので、店員さんに話しかけられたくないと思った事、ありませんか?

  • 一般的に今人気の商品など、自分にはどうでも良いものまで紹介され、購入をすすめられるのが鬱陶しい。
  • これまでの来店履歴や購入金額、購入内容、来店時の身なりや雰囲気といったお客さんのプロフィールを元に、お店の接客態度が変わる。出してもらえる商品の内容もお客さんごとに変わり、差別されるのでお店に気をつかう。
  • 商品知識やセンスのない店員さんが、お客さんに合わない的外れなおすすめをしてきてストレスが溜まる。

うーん、皆さん一度は経験されているんじゃないでしょうか?

しかしこの実店舗のお客さん側からするとデメリットな、お客さんの声を無視した販売方法、残念ながら現在はネット通販ショップの世界にも色々な形で入り込んできています。

  • DM(メールマガジン)やサイト内の派手派手しい表示で人気商品、お店が売りたい商品をどんどんすすめて来る。サイト閲覧・買い物を続行しようとすると嫌でも目に入る。
  • 購入履歴やページの閲覧履歴を監視し、お客さんのプロフィールによってサイトに表示する内容を変えたり、サービス内容に変化が出たりとお客さんを差別している。
  • コンピューター(AIも)が判断した的外れのあなたへのおすすめ商品、関連商品が画面のあちこちの表示される。メルマガでもこのレコメンドがジャンジャン送られて来る。
  • ショップの検索や閲覧を行う内に、グーグル等検索サービスの表示にも沢山関連する広告が出て来るようになる(あるサイトを閲覧・利用した事が、他のネット利用時にも影響する)。

せっかくコミュニケーション不要な機械を相手に買い物をするのに、これだけ監視・干渉されると買い物に疲れますよね。当店でも、せっかくネット通販なのだから、できるだけサラッと。お店にごちゃごちゃ干渉されず必要な買い物に集中して頂きたいという思いがあり、上記のような方法は避けています。

お客さんに押し売りしない。接客態度に差別のないネットショップ

こんなお店が良いですね。


以上、すっかり荒れてしまったインターネット界で望まれるネットショップの姿を考えてみました。日頃サイトを運営する上で、「自分がお客さんだったらどういう風に買い物をしたいかな〜」という事を想像しながらサービス内容やサイト内容に反映していっています。もちろんスタッフの買い物の好みも反映されています(^^;)結果かなり簡素で地味である意味そっけない作りになっておりますが、もしこういうシンプルなお店が合うという方は、またぶらっと覗いてみて下さい。

 

 

病気について人にあれこれ言われたくない-インターネット・プライバシー編

病気になって苦痛なのは、症状だけでなく周囲の反応

いざ自分が病気にかかってみると、治療中辛いのは病気の症状や治療内容からくる苦痛だけではないな…。と思い知らされます。何が辛いって、

自分の病気について人からとやかく言われることがツラい!それを跳ね返すのにエネルギーを使ってストレスが溜まる…。

お医者さん、看護師、家族、友人、知人、職場の人等、好意的な意見から悪意のある噂、上から目線のお説教?まで。病人というのは何かと周りからの意見・反応に晒されます。

  • xxの病気には、xxの治療が絶対効くわよ!
  • xx病院のxx医師は絶対受診すべき!
  • xxという薬は危険だから絶対ダメ!xxという健康食品やxx体操の方が自然な治療で効果的だからおすすめ!

上記のような助言?は一応体を思いやって心配してくれての言葉なんでしょうが、一方で患者当事者でもないのにお節介が過ぎて干渉しすぎ。少々迷惑な感じもしますね(^^;)こういうありがた迷惑な事を言われるのが嫌で、家族や親しい知人にも病気である事を知らせない人も多いです。

  • xxという病気は、患者の自己責任だ。
  • xxの病気にかかる人って、だらしない。
  • xx病が治らないのは、本人の意志が弱いからだ。

残念ながらこういう病気に対する偏見で悪意のある噂を立てる人も多いですね。実際には病気について大して詳しくなかったり、まして患者本人の状態について知るよしもないのに勝手なイメージで無責任に悪口や中傷を拡げる人も多い。そういった病気に対する反応や評判を恐れて特に職場では自分の病気を明かさず不安とストレスを溜め込む患者さんが沢山います。

病気について口出ししてくるのは実は「人」だけじゃない!?

さて、自分の病気に関して人間関係がツラい方は、

インターネットの中であれば、自分の病気についてうるさく言われる心配はないだろう

という事で、病気について調べ物をしたりサービスを受ける際、できるものはネットを使おう、というケースが増えています。

インターネット上であれば、現実の病院で医師や看護師から傷つく言葉を受ける事も、クリニックから不要な治療を押し売りされる事も、家族・友人・職場の反応を気にする事もないので確かに治療中の無駄なストレスを軽減するのには向いています。

但し、インターネットで病気、治療、健康について調べたりサービスを受けたりする際は注意も必要です。

インターネット上には、あなたの病気を含めた個人情報を収集してお金に変えるビジネスがあります

一見便利だけど、その内容を知った上で利用しないと危険なサービスの代表が、「ググる」でおなじみの検索エンジン「グーグル」です。皆さんのほとんどがネット検索といえばグーグルを使っているかと思われます(ちなみにヤフーも検索についてはグーグルのシステムを採用していますので中身はグーグルです)。

グーグルは、あなたがこれまでにどういう検索をしてきたか(検索履歴)というプライベートな情報をどんどん収集し、それに合わせて検索結果に広告を出してきます。病気や健康についても、もちろん広告が出てきます。相手が機械なので見逃しがちですが、別にこちらが見たくもない広告や商品・サービスの情報をジャンジャンと見せられるというのは、現実の押し売りと大差ありません。広告内容は審査されているとはいえ、やはり商売。あおり文句や過剰な誘導表現も多く、病気治療中の身にとっては「うるさく」ストレスです。

また、広告だけではありません。検索結果として表示される内容、順番も、グーグルがあなたを監視した結果として「あなたにはこの内容が絶対合ってるよ!」という「勝手な診断・提案」結果を返してきます。この「自分の過去の検索履歴の影響に延々と悩まされる」状態は「フィルターバブル」として有名です。もちろん、米国の一民間企業の考えた一システムの提案する内容ですので、めちゃくちゃ偏っています。必ずしも正しい内容でもありません。検索している人の詳細な状況も変化も知らずに口を出してきます。また、近年ではグーグルの検閲的/権威主義的(まさに上から目線)な性格も強くなっていて、検索結果に自由さがなく、ネットやコンピューター、ITに詳しい人ほどグーグルを使うのをやめる、あるいはプライベートで大事な検索にはグーグルは使わないという傾向にあります。

インターネットも、「検索結果」と「広告」を通じてあなたの病気に勝手な意見をして干渉してきます。それを、商売に利用しています。インターネット=自由な空間の平和な時代は終わりました。

インターネットとはいえ、それぞれのシステムやサービスを担っている先には「人間」が存在します。インターネットの場合、自分を監視している人の存在に気付きにくいのが余計厄介です。機械が相手だけに油断してしまいますが、実際には無駄な商品やサービスの押し売り、特に聞いていないのにお節介な意見、偏った立場からの上から目線の押し付けが存在します。

プライバシーを大事にする、個人の自由を尊重するネットサービスを選ぼう

ではこのインターネット上でも自分の病気についてあれこれ言われないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?

完全な方法はありませんが、

個人情報収集&過干渉タイプのサービスではなくプライバシーを大切にするサービスを意識的に探して選ぶ事がまずは第一歩です。

ネット検索でいえば、

DuckDuckGo(ダック・ダック・ゴー)

は個人情報の収集や検索結果の一方的な調整を行わず、プライバシーやユーザーの自由を大切にする検索エンジンサービスですので、体や病気、健康など重要な個人情報を含む検索をする時には人気があります。日本語にも対応しています。「グーグル(とヤフー)以外にも検索ってできるの?」という方も多いですが、実はITに詳しい人には既に定番の検索方法となっています。用途によって検索エンジンを使い分ける、比較してみるのも良いかと思います。

またネットショップとしては販促のメールマガジンやサイト内の不必要な広告・商品のオススメが多い所は、あなたの注文履歴・利用履歴を元に押し売り・干渉をするリスクが高いので注意が必要です。場合によりクレジットカードの利用も、購入履歴を元にカード会社などから保険や関連商品購入の勧誘メールがジャンジャン来るようになって注意が必要です。


いかがでしたでしょうか?

病気治療中はただでさえ弱っていて、普段は強気な方でも判断が鈍る事もあります。可能な限り周囲から余計なストレスや影響を受けず、自由に、自分の意思にそって治療を進めたいものです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

お薬の個人輸入で得した事、便利な事、メリットとは?

お薬の個人輸入って、何が良いの?

アマゾンや楽天のようなネット通販、メルカリやヤフオク!のような中古品のネット売買。インターネットで物を買う事はもはや当たり前のようになってきましたがとはいえ、海外から物を買う個人輸入、ましてやお薬の個人輸入についてはまだまだ知っている人も利用している人も少ないかと思われます。情報が乏しいだけに、

わざわざ海外からお薬を個人輸入するなんて面倒な事、なんでするの?

と不思議に思われる方も多いと思います。

そこで今回はお薬の個人輸入のメリットをご紹介します。キーワードはお金・時間・自由

病院・薬局に行く手間が省ける

何と言っても、まずはこれではないでしょうか。

自分がひとたび病気にかかったり、長期通院が必要な状態になると痛感しますが、

なんで私、こんなに病院に行くことに時間を取られないとダメなんだろう…。

と悲しくなる事があります(;-;)

気を使いながら仕事や家事・育児・介護の合間をぬって、わざわざお休みを取って、大切なお休みを潰して病院へ…(大体自分が病院に行く時間のある時には病院は開いていない…)。そもそも病気を治すために病院に行っているはずなのに、むしろ気力・体力を消耗している気がする。そんな方、いませんか?

実際直接的な治療行為や検査など、病院に行かないとできない内容もありますが、持病の治療など、お医者さんによる診察なんてほとんど形式的なもので、お薬さえ貰えればOKという患者さんも結構多くいらっしゃいます。でも、日本では医師の処方箋がないとお薬が手に入らない…。渋々病院通いをやめられないという訳です。

お薬の個人輸入を利用すると、ネット通販と同じ要領で日本の病院処方薬も購入できます。わざわざ病院・薬局に行く必要はありません。

ネット注文ですから、早朝深夜、土日祝日など時間帯も問いません。医師による処方箋も健康保険証も要りません。

お薬の個人輸入は病院通いで無駄に時間・体力・気力を消耗している方に便利です

医療費を節約できる

日本では国民健康保険の制度が整っているため、自己負担も少なく一見「安く医療サービスを受けられる」感じがします。

が、

日本の医療の良いところが、日本医療制度崩壊の原因に?

でも書きましたように、一方で不必要に受診回数が増えてしまったり、無駄な検査が増えてしまったり、処方されるお薬の量が増えてしまったりと、結果的には病院に行くことで支払っている医療費が多くなってしまっている現状があります。

病院に行く事でかかる費用・負担 = 受診料 + 検査料 + お薬代 + 交通費 + (外食費) + 通院の為に諦めた仕事・家事・育児・介護や休暇の時間

一方、お薬のみでOKの場合は、

お薬の個人輸入にかかる費用 = お薬代 だけですので、お金と時間、トータルで考えるとかなり節約になります。

個々のお薬の価格は健康保険の自己負担率の違いもあり、必ずしも日本で処方される時より個人輸入の方が安く買えるとは限りません。が、必要なお薬だけ必要な時にネットで買う事で、長期的にはお得になるケースも多いと思われます。

病気・怪我の治療を自分のペース・考え方で進められる

日本では治療について、総じて医師・薬剤師の権限が強いです。

  • どのように治療を進めるのか
  • 治療にどの程度、どんなお薬をどのタイミングで使うのか
  • お薬は先発薬を使うのかジェネリック薬を使うのか

様々な場面で、まずは医師・薬剤師のお許しを得ないといけません。医療に詳しく、お医者さんに対してしっかり自分の意見を言える患者さんも稀にいますが、大抵の場合は治療内容(お薬を含む)はお医者さんの考え方や立場、病院独自のペースで進められていきます。中にはお医者さんに意見するとちゃんと治療してもらえないと恐れて、じゃんじゃん検査やお薬を勧められても断れない、という患者さんもいます。

自分の体の事なのに、お医者さんや病院の都合で決められてしまうのは嫌だなー。

長く病院と関わっていると、そう思う方も少なくありません。また病院によってはお医者さんや看護師さんの干渉が多い、サービスが悪いなどコミュニケーションでストレスが溜まる事も多いです。

一方海外では、日本では医師の出す処方箋が必要なお薬(例えば高血圧薬や抗生物質)でも、薬局で普通に買える事が多いです。治療については自己責任になりますが、病院に煩わされれず自分のペースで治療を進めたい方にはぴったりです。

自分の体の事は、自分で決めたい。いくら専門家でも、医師にとやかく言われたくない

こういった考えの方に、お薬の個人輸入は便利です。

自分の病気の事や、お薬・医療について知識が深まる

最後に、意外なメリットを。

お薬の個人輸入を利用して病気の治療を進めていると、多くの方が

これまでは病院任せでほとんど知る事のなかったご自身の病気の詳しい内容、お薬の使い方にとても詳しくなります。

それもそのはず。個人輸入ではすべて自己責任。病状の変化、お薬がどういうタイプのものなのか、残薬はどれくらいあるか、とにかく必死で調べたり、確認したりする習慣が自然と身につきます。

ですので、当店のお客様も非常に自己管理のしっかりした方、意識の高い方が多いなーと日々感心しております。

参考:お薬を個人輸入しているのってどんな人?


いかがでしたでしょうか?

まだまだマイナーでその内実が知られていないお薬の個人輸入。もしご自身の治療生活に便利だなーと思われましたら、ぜひおくすりショップのお店も覗いてみてください。

最後までお読み頂きありがとうございました(^-^)

お薬の個人輸入で失敗した!-お薬の個人輸入に向いていない人とは?

お薬の個人輸入で失敗するのはどんな時?

この10年で、日本でもネット通販を利用する方が一気に増えました。利用増加に伴い通販システムも進化してきましたが、とはいえ「インターネットを通して物やサービスを買う」と一口に言ってもお店の性格や商品の性質は様々。実際にはユーザーとお店・サービスの相性が合うかどうかが重要です。

よくよく考えてみると自分の欲しい物やサービス、目的とは異なるのに使っていて、買い物に失敗して文句ばかり言っている…。

というお客様にとってもお店にとっても不幸な状態もよく見られます。

そこで、今回は当店のサービスである「お薬を個人輸入する」というタイプのネット通販について、

お薬の個人輸入に失敗するのはどんな場合か。どういう人はお薬の個人輸入に向いていないのか。

を実際のお客様のケースなども踏まえてご紹介したいと思います。

超急ぎ!緊急でお薬が必要な人

ご注文の際、

「明日には届きますか?」

「手持ちの薬が切れてしまってもうないので大至急送って下さい!」

「耐えられないような症状なのでとにかく早く発送して下さい…。」

と、とにかくお急ぎのお客様。時々いらっしゃいます。個人輸入は、その名の通り海外から国際郵便で商品をお届けします。そのため当店の場合、ご入金が早く確認できてご注文当日に発送したとしても平均して普通便(国際書留郵便)で1週間程度、速達のEMSでも3-4日はかかります。なんとかお急ぎのご要望に応えたい気持ちはあるのですが、物流スピードのコントロールまでは力が及ばず…。緊急のご要望についてはお断りさせて頂いております。

お薬が届くのが遅すぎて症状が悪化した!

なんて大失敗にならないよう、

お薬の個人輸入をご利用の場合まずは各店舗の配送の目安(国や地域、利用する配送サービスによっても異なります)、長期休業案内を必ずご確認下さい。

お薬の飲み方を教えて欲しい、症状を診断して提案して欲しい人

「xxのお薬は一日に何錠飲めば良いですか?」

「xxという病気なのですが、どのお薬を飲めば良いですか?」

「xxの症状があるのですが、どうすれば治りますか?」

購入するお薬の飲み方・使い方がわからない、自分の症状にどのお薬が必要なのかわからない、というお客様からよくあるご質問です。こういった方は、お薬の個人輸入には向いていません。というのも、個人輸入では病院や薬局で医師や薬剤師が行うような服薬指導、症状から診断・処方を行う事が法律で禁じられているのです(購入サイトにお薬の飲み方を掲載するのも禁じられています)。

時折、海外からお薬(サプリメント)を個人輸入して健康被害が出た、というニュースがありますが、これらの原因もほとんどは各商品の品質の問題ではなく、「飲み方・使い方を知らないのに買ってしまった」事だと思われます。

お薬の個人輸入は、お薬の飲み方・使い方をご自身でちゃんと調べて把握した上で利用しましょう

参考:お薬の正しい飲み方はどこで調べたら良い?誰に相談すれば良い?

日本とまったく同じお薬が欲しい人

「きれいな箱に入っているお薬が欲しい」

「商品名や説明書がきちんと日本語で書かれているものが欲しい」

日本の病院で処方されたお薬と全く同じ商品(メーカー、パッケージデザイン)じゃないと嫌だ!という方。いらっしゃいます。また薬局やドラッグストアの商品のように必ずしっかりした箱や袋で包装された商品でないと不安だ、という方もまま見られます。

お薬の個人輸入で取り扱いが可能なのは(つまり法律で認められているのは)、「輸入」ですので海外の商品(外国で販売されている商品)のみとなります。そのため、「日本と同じ薬」にこだわる方、あるいはそうでないと不安になる方はやはりお薬の個人輸入に向いていません。

なお海外のお薬=日本のお薬より品質が悪い、という事は決してないですが、一般的に包装等パッケージは日本より簡素な場合が多いです。

海外の商品を購入するのが個人輸入です。日本で慣れ親しんだ見た目にこだわると失敗します。

いかがでしたでしょうか?

当店としても、やはりできる限りお客様に失敗なくお買い物して頂きたいという気持ちでおります。サービス内容に不向きな方にまで無理矢理売ってしまうというのは不本意です。お薬の個人輸入を考えてらっしゃる方のご参考になれば幸いです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

日本の医療の良いところが、日本医療制度崩壊の原因に?

日本の医療の良いところ

日本に住む日本人・外国人のみなさん、日本の医療についてどう思われますか?

良い点としてよくあげられるのが、

  • 医療費の自己負担率が低いので、安く(または無料で)治療が受けられる
  • どんなに人里離れた場所で倒れても救急車が駆けつけてくれる
  • 受付や看護師さんなど接客・サービスの質が良い
  • 医療技術が高い、検査機器・設備が豊富
  • 病院・薬局など施設が清潔
  • 先進国なので医療レベル・医薬品も最先端、優秀というイメージがある

こんなところでしょうか。

もちろん、実際には年齢や性別、家族構成、国籍、どんな医療を受けた経験があるのか(どのような病院や医師に受診したか)、どの程度の頻度で医療サービスを受けているかによって全く感想が異なっています。

日本は良い医療が当たり前?

さて、こういった日本の医療の良い点について、日本で医療を受けている患者さん本人は

健康保険料を払っているんだから、良い医療サービスを受けられるのは当たり前でしょ

と、あまり「すごい」と思っていないか、

そもそも自分が日本の医療について何か困る事もないので、特別に医療の内容について考えてみた事がない

というように無関心?なケースが非常に多いように思われます。

健康の話題は大好き!でも医療制度には無関心な日本人

普段海外と関わり、また外国人として日本に住んだ経験もある人たちからすると、

日本人は医療について恵まれすぎていて、逆にあまり関心がないんだな〜

とか、あるいは

日本では書店でも広告でも、健康に関する話題も商品も尽きないくらい健康オタク(?)なのに、医療について意識が低いのは不思議だな〜

という印象を持ちます。

日本の医療の良い点、海外から見るとちょっと違う?

日本の医療の良い点を含めた特徴を、海外・外国人というちょっと異なる点から眺めて検証してみます。

  • 医療費の自己負担比率が低い:患者にとってはとても助かるが、自己負担しなかった分は一体誰が負担しているのか?結局保険料や税金が増える事になり、別の形で負担が増えるのではないか。
  • 受診や検査がスムーズである:受診のハードルが低すぎると、無駄な受診や検査が増える(医師も簡単に検査や受診をすすめてくる)。結果負担する医療費も増える。通院回数も増える。
  • お薬を沢山処方してくれる:不要なお薬まで大量に処方されるので、いくら自己負担が少ないとはいえ結果的に負担するお薬代も増える。処方してもらうために通院回数も増えてしまう。
  • 病院の接客・サービスの質が良い:患者にとっては嬉しいが、日本では医師・看護師等医療提供者が不足していると聞く。過労・ブラックな働き方が蔓延すると、医療提供者が潰れてしまい、長い目で見るとサービスを維持できないのではないか。将来的には患者も困る事になりそう。
  • 病院のシステムが整っている:受診から検査、治療、処方、お薬の受け取りまでシステムが整っているので患者は治療について考えず「医師・病院にお任せ」の状態でいられる。が、一方で融通が効かない。マニュアルやガイドラインに固執しすぎるあまり、患者の状況に合わせて治療・処方を変えるなど、臨機応変な医師・病院が少ない。
  • 患者の意見が反映されにくい:医師・病院の権限が強く、患者が自らの意思や意見を言いづらい状況が多い。柔軟な対応が望めない。
  • 新しい医療技術・新薬を取り入れるのが遅い:医療業界、医薬品業界の組織が堅固すぎて、法律や商習慣も古臭い。そのため海外で医療に関して新しい流れや発見があった場合でも取り入れるのが遅い。最先端と思いきや、実は古い知識や技術のままの治療を患者は受ける事になる場合がある。

日本の医療の良い点が、むしろ今後の課題になる

これらを合わせて考えてみると、現代の日本の医療の問題点と、今後の課題も見えてきます。

比較的患者の医療負担が低く、接客などサービスも整っていて、患者は「病院とお医者さんにおまかせ」の状態で治療できる。受診のハードルが低い。

結果、患者が自分の治療について積極的に知ろうとする気がなくなり、どのくらいの費用がかかる治療なのか、自分の病気はどういうもので、どんな治療法があるのか、処方されているお薬はどういったものなのか、といった知識にも乏しくなる。もし必要のない通院や適切でない古い治療を続けていて、お金と時間を無駄にしていたとしても気がつかない。

患者本人にとっては全く「悪意のない」過剰受診が、日本の医療費やその他の税金負担を膨張させ、医療制度破綻のリスクが高まっている。これは結果的に患者自身にとっても受難の可能性がある。

よく「平和ボケ」という言葉がありますが、医療に関しては戦後の一部の年代や条件に当てはまる人がこの「満たされているので(差し迫って不足はないので)何も考えなくて良い状態」となってしまったのが、現在から今後の日本の医療制度疲労の原因の一つではないかと思います。自分自身が問題に直面するまでは、なかなか周囲に既に問題が起こっている事や、ましてや将来の事など考えようとは思いませんもんね。

ここから見えてくる医療制度崩壊を食い止める為の解決策の第一歩は、

患者さんもまだ治療が必要でない人も、現在の医療制度や医療の内容に関心を持つ事

だと思います。

誰かにお任せ、無関心。は楽チンですが、その代償は大きいんですよ。